ネット回線の比較ポイントまとめ|速度・回線種類・注意点

インターネット回線の比較ポイントまとめ|速度・回線種類・注意点

光回線

意外な落とし穴も!?ネット回線開通工事で注意したいポイント4つ

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工事可能エリアであることを確認

自宅に固定ネット回線を引くには工事が必要です。工事可能な地域は回線事業者によって異なるのでホームページの工事エリアマップを利用してチェックしておきましょう。さらに詳しく確認したい場合は回線事業者の問い合わせ専用ダイヤルやメール窓口に問い合わせをして工事が可能かどうかを尋ねてください。住所を伝えるだけで工事エリアかどうかはすぐに判明します。

エリア内でも工事不可の場合がある

一つ注意しなければいけないのは、工事可能エリア内にある住宅でも回線工事ができない可能性です。事業者が提供しているエリア情報はあくまでも事業範囲としての情報であり、個々の住宅の条件によっては回線工事ができない可能性があります。例えば、電柱の立つ位置の関係で住宅まで光回線を引くことができず工事可能エリア内であっても回線工事ができない、というケースがあります。

このように住宅個々の条件によって工事ができないケースは事前の問い合わせで調べることが難しく、実際に担当者が現地の状況をチェックしない限り回線工事できるかどうかがわかりません。エリア内だからといって安心せず必ず事前に自宅に確認に来てもらい工事できるかどうかをチェックしてもらいましょう。

工事できると言われたのに実際はできなかった、というようなケースで先に既存のネット回線を解約してしまうと自宅の通信回線を失ってしまいます。ネット回線を乗り換えるときは、乗り換え予定の新規回線工事ができることが判明してから現在使用中の旧回線の解約手続きをしてください。

自宅前に車両は入れる?

電柱から自宅までケーブルを引くネット回線工事では、高い位置にあるケーブルを引く作業用に高所作業車が使用されます。アームの先にゴンドラが付いた高所作業車を使って電柱から分岐させたケーブルを自宅まで引くのですが、自宅前に大型車を停めるスペースがないと高所作業車を入れることができません。

高所作業車を使えなくても脚立などを使用すれば回線工事できますが、急な坂や入り組んだ路地など作業条件が悪いと人力での作業も上手くいかず回線工事できない恐れがあります。自宅前に車両が入れるかどうか心配な場合は、事前確認で道幅や形状などを担当者に確認してもらいましょう。

マンションにネット回線を引く場合は規約を確認

共有回線と専用回線

マンションに光ネット回線を引く場合、建物全体でシェアする共有回線と、部屋ごとに個別に回線を引き込む専用回線の2つの方法が考えられます。

共有回線を利用する場合の回線工事はマンションの建物内だけで済むので工期が短く工事不可で断られることはありません。そのかわりひとつの光回線を契約者で共有するので回線速度は遅く、光回線でも最高速度は100Mbps程度です。

専用回線はマンション共有の回線を使わず専用の光回線を自分の部屋に引き込みます。専用回線は他の住民と共有しないので速度が早く、最高で1Gbpsの高速通信環境が整うのがメリットです。電話回線を引く工事と殆ど同じです。戸数の少ないマンションだと、だいたいこのパターンになります。

欠点としては部屋に工事をする必要があるので工事完了までに時間がかかることと、マンションの規約によっては工事そのものが認められない可能性があることです。

料金も戸建ての料金となりますので、マンションタイプよりは若干高めになります。

 

安定した高速通信環境が整うのは大きな魅力ですが、すでに共有回線が用意されているマンションでは専用回線が禁止されているケースが多く、仮に工事が認められたとしても工事で損耗した共有部分に対して退去時に原状復帰にかかる高額の費用を請求される可能性があります。

従って、入居しているマンションで、共有になるか個別になるかは自ずと決まってしまい、自分で選択する余地はあまりないのが現実です。

共有回線を引くには

専用回線が認められず共有回線もないマンションの場合、ネット環境を整えるためには共有回線を建物に引いてくれるようオーナーや管理会社に要求しなくてはいけません。

ネット環境が整備されたマンションは築浅物件を中心に増えています。比較的単身者向けのマンションで整備が進んでいますが、ファミリータイプのマンションでもネット回線需要は高まっており、数世帯が協力してオーナーや管理会社に回線工事を求めれば建物にネット回線を引いてくれる可能性があります。

ただし、普及率が高くなっているといってもネット回線を必要としない世帯は高齢世帯を中心にまだまだ多く、費用負担をともなう供給回線工事要求には高い確率で賛同してもらえません。マンション規約で新規設備の工事には一定数以上の住民同意が必要、と定められている場合は反対派を説得しない限り共有回線を引くのは困難です。

賛同してくれる住民を根強く探し反対住民を粘り強く説得する、という時間と手間のかかる作業をクリアしないとマンションに共有回線は引けません。ネット環境の整った物件は査定が上がるなどインターネットを使わない世帯にもメリットがあることを説得材料にして同意を取り付ける必要がありますので、現実には難しいと言わざるを得ません。

契約前に工事予定を確認しておく

光回線の工事そのものは2時間程度で完了しますが、新年度直前など比較的加入希望者が増えるシーズンになると工事スケジュールが立て込んでしまい開通までに長い時間待たされる可能性があります。

今すぐにでも光ネット回線を引きたくてもスケジュールが埋まっていては工事を急がせることはできません。解約申し込みなど工事以外の作業と足並みをそろえるためにも契約前に必ず工事予定を確認しておきましょう。

一度契約してしまったら工事が遅れても文句は言えません。契約前に工事予定を確認し、あまりにも長く待たされるようなら契約を再考する必要が生まれます。

開通工事に向いている時期とは

ネット回線の開通工事に向いている時期は土日と年度末、長期休暇以外の平日です。開通工事には家主が立ち会わなければいけないため依頼は土日や祝日、夏休みなど仕事が休める日に集中します。平日ならどの時期でも比較的スケジュールを確保しやすく高い確率で工事日の第一希望が通るでしょう。

新生活を控えた年度末は一年で最も回線工事依頼が集中します。運よくスケジュールが抑えられても前の工事が長引いて時間がずれる可能性が高いので、工事当日はある程度時間に余裕を持たせておきましょう。

壁に穴をあけてもいい?

光ネット回線を自宅に引くためにはケーブルを室内に通す工事が必要です。一番多い方法は壁に穴をあけてケーブルを通す方法です。きちんとシーリングしてくれるので家へのダメージは比較的少なく深刻に考える必要はありませんが、大切な自宅にキズを付けられるのを嫌う人もいるでしょう。そんなときは傷を付けない方法でケーブルを通せないか確認が必要です。

比較的よく用いられるのがエアコンのパイプを利用する方法です。エアコンが設置されている部屋には本体と室外機を結ぶパイプが通っていますが、すでにあけられているパイプ用の穴を利用して光ケーブルを通すことができます。間取りや位置によってはうまくケーブルを通せない可能性もありますが、できるだけ壁に穴をあけたくないのなら別の工事方法も含めて穴をあけずにケーブルを通す方法を検討してもらいましょう。

他にも、ケーブルをひっかける為に壁に金具をつける必要がある場合があります。こうなると、マンションの場合はオーナーの許可が必要になります。しかし、壁に傷をつけるようなことはあまりしたくないと思うのが一般的ですから、個別に敷くことはなかなか困難だと言えそうです。

賃貸住宅では原状回復費用が発生する

賃貸住宅の場合は退去時に借りた時の状態に戻す原状回復義務が生じます。壁紙の汚れなど通常の生活で発生する劣化や損耗に関しては原状回復義務が発生しませんが、ネット回線を通すためにあけた壁の穴の修繕費用は支払わなくてはいけません。大家の同意を得る際も原状回復費用を負担することを条件に認められることがほとんどなので、固定回線の工事費や撤去費とは別に住宅の原状回復費を負担することになります。

壁の穴をふさぐのにかかる工事費用は2〜3万円程度ですが、こちらから頼んで工事させてもらったという弱みに付け込むようにして高額の修理費用を請求する大家も存在します。不当に費用をぼったくられないように大家の言いなりで工事費を支払わず、必ず自分でも見積もりを依頼して修理費用の実費を確かめておきましょう。複数業者から見積もりをとっておくと相場が分かりやすく、より安い料金で修理してくれる業者を見つけられるので交渉に有利です。

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