ネット回線の比較ポイントまとめ|速度・回線種類・注意点

インターネット回線の比較ポイントまとめ|速度・回線種類・注意点

住まい・用途にあった光回線の選び方&料金だけで選ぶのは危険な理由

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選択肢の広がったデータ通信方法

インターネットの本格的な普及が始まった2000年初頭のネット回線と言えば、ISDN回線やADSL回線といった一般電話回線を利用したものでした。その後、光ファイバーを利用したネット回線である「光回線」が登場し、ADSL回線と比較すると約20倍という高速のデータ通信時代に突入したといえるでしょう。今回は住宅事情や使用用途にあった光回線の選び方を紹介します。

現在一般的にネット回線として利用されているものとは?

スマートフォンの普及により、以前と比較すると現在は、自宅や外出先など場所を問わずにインターネットを利用する機会が増えています。外出時には格安SIMカードなどを利用しているユーザーも、自宅では自宅用ネット回線を利用している方が多いのではないでしょうか。

現在自宅用ネット回線で利用されているのが、有線回線であるADSL回線と光回線です。新規契約時に必要な「工事費」や「月額使用料」がリーズナブルなことがメリットのADSL回線と、データ通信速度が高速である光回線では光回線に人気が集まっていて、現在の一般的な家庭用ネット回線と言えば光回線を指す状況だといっても過言ではありません。

ここ数年は、無線を利用してインターネット接続ができるサービスが注目を集めています。格安SIMカードを利用したデータ通信で、場所を選ばずにインターネット接続できることが人気の秘密のようですが、通信速度や通信状況の安定性などを光回線と比較すると、まだクリアすべき課題が残っている状態であり、未だ発展途上であるといえるでしょう。

高い支持を受けるネット回線である光回線とは?

データ通信用に開発された光ファイバーを利用して行う通信方式で、固定の有線回線で行われるデータ通信の規格では最新のネット回線です。一般的な通信速度は1Gbpsでしたが、2Gbpsという超高速のデータ通信速度を提供する企業も登場し、今後は通信速度競争が発生すると見られます。まずは光通信の特徴やメリット、デメリットを紹介します。

光回線の特徴とは?

光回線はその名のとおり光ファイバーの中に光を流し、流れる光を利用してデータ通信を行うものです。光ファイバーの中を屈折しながら進む光を利用するので、摩擦などの抵抗がなく、理論的には回線基地からの距離による減衰がありません。

そのため、減衰が原因となり発生する通信エラーの心配がなく、光の速度で通信することからデータ通信速度の高速化を実現することができます。

光回線のメリットとは?

既述した光回線の特徴から得られるメリットとは次のとおりです。

  • 通信状態が安定していること
  • 速いデータ通信速度でインターネット接続ができること
  • キャッシュバックや携帯電話、固定電話などとのセットプランが充実していること

光回線のデメリットとは?

インターネット接続を目的としたネット回線としての光回線の完成度は、非常に高い水準にあるといえます。しかし、やはりいくつかのウィークポイントやデメリットが存在するので次に紹介します。

  • 契約時に回線の引き込み工事、解約時には撤去工事が必要となる
  • 月額使用料が高めの傾向にある
  • 集合住宅の場合データ通信速度が下がる可能性がある
  • 移動ができない

ADSL回線や無線回線と比較すると一見完成度が高いように感じてしまう光通信にも、このようなウィークポイントやデメリットが存在します。次に光回線のウィークポイントやデメリットを掘り下げて紹介していきましょう。

光回線の具体的なウィークポイントやデメリットとは?

完成度の高いネット回線だと感じていた光回線。しかし実際に利用してみると、思わぬウィークポイントやデメリットに出くわすことがあります。ここではそれらの問題を掘り下げて紹介してみます。

契約時に回線の引き込み工事、解約時には撤去工事が必要となる

自宅で光回線を利用するには、屋外を走る幹線を自宅に引き込む必要があります。これが光回線新規加入時に必要となる工事なのですが、工事費は1戸建か集合住宅であるか、また、室内配線工事の要不要で金額が異なりますが、一般的には18,000~35,000円程度の工事費が発生します。

競争が激しくなった現在は、通信会社によっては工事費を大幅値引きして新規顧客を獲得しようと努力している企業もありますので、料金の比較検討が必要です。

契約時に、通信会社側から「解約時の光ファイバーの撤去工事」について求められていたとしても、実際には残留処置で撤去を行わないことが多いようで、ルーターなどの機器を返送すれば手続きが完了します。

月額使用料が高めの傾向にある

光回線はNTTが提供する「フレッツ光」と、携帯電話の大手キャリアが提供する「コラボ光」、そして独立系通信サービス企業が提供する「独立系光」の3つに大別する事ができます。光回線の月額利用料は平均5,000~6,000円なのですが、携帯電話の大手キャリアが提供する光回線サービスの場合、携帯電話のパッケージと光回線のパッケージを合わせることで、月額使用料を引き下げるプランが提供されています。

独立系で光回線のデータ通信サービスを提供する企業には通信速度が従来の2倍の速度のサービスを提供するものもありますが、各社サービス提供エリアが狭く、一部の地方でしか利用できないのが残念なところです。

集合住宅の場合、データ通信速度が下がる可能性がある

光回線のメリットに減衰による通信エラーが発生しない点と、安定した状態で高速のデータ通信を行える点を紹介しましたが、大規模な集合住宅の場合、1戸建住宅での利用よりも通信速度が低下する場合があります。同じ光回線のサービスを受ける世帯が増えることで、回線が渋滞すると考えれば、データ通信速度の低下の原因を理解しやすいかと思います。

集合住宅の場合、1戸建住宅より工事費が安くなるというメリットがありますが、利用世帯の増加で通信速度が低下するデメリットも隠れていることを認識しておきましょう。

移動ができない

これは無線回線を利用したネット回線と比較した場合に、大きなデメリットとなるでしょう。確かに固定回線である光通信は、自宅内のWi-Fi利用は可能ですが、外出時には自宅の光回線を利用することができません。在宅時間が短いユーザーや、自宅では基本的にインターネット接続を行わないユーザーなどは、光回線よりも格安SIMカードなどを利用した無線回線を、小型ルーターを介して利用する方法の方が適しているでしょう。

しかし安定したデータ通信環境を得られるという点では、光回線は無線回線と比較した場合、遥かに安定しているという面があります。そのため、一概には同列に語ることができない問題でもあるでしょう。

上手でお得な光回線の選び方とは?

現代社会に必要不可欠となったインターネットは、多くの企業がサービス提供に参入している状態です。各社とも新規顧客獲得のために、工事費無料や携帯電話のプランとのパッケージングなどさまざまなプロモーションを行っています。

しかしプロモーションの内容をよく確認すると、契約に2年のシバリが明記されていたり、契約期間中の解約には違約金が発生するものなど、ユーザーに対して厳しい条件が並んでいるものが多いといえるでしょう。いくら月額利用料がリーズナブルだからといっても、通信速度に満足できない場合は光回線を利用する意味がなくなってしまいます。

  • 光回線を選ぶ場合には十分なデータ通信速度を確保できるのか?
  • 契約後に同じ光回線の利用者が急増した場合、通信速度の保証は行われるのか?
  • 光回線を選択することが自分のライフスタイルに合っているのか?

などを考慮して光回線の提供企業を決定しましょう。その際は、必ず数社の通信速度や料金体系を比較してみてくださいね。

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